Huaweiといえば以前はWI-Fiルーターが多く、ここ数年でスマートフォンをがっつりリリースしている印象じゃないでしょうか。
比較的に有名なので言えば2015年に発売されたNexus6Pですよね。
一般に販売されたSIMフリー版以外にSoftBankとY!mobileから発売されたために一部の人は知っていると思います。
ただGoogleとの共同開発で、Nexusシリーズということもあり、一般的にはそこまで認知されていないかもしれません。
タブレットですがdocomoのdtabも結構有名だと思います。
そもそもHuaweiのスマホは基本的に大手キャリアでの取り扱いではなく、端末本体で販売されていたり、MVNOでセット販売されている方が多いんですね。
ですので、今まではほとんどが格安SIMを使用しているユーザーが知っている程度で、一般ユーザーはHuaweiのスマホに触る機会もあまりなかったと思います。
しかしHuawei P20 Proは国内ではdocomoが独占販売となりました。
個人的におサイフケータイ使えるので全然ありというか、控えめに言ってサイコー!
auでも2018年になって「nova2」「P20 lite」の2機種を取り扱っています。
これから日本でも激アツなHuaweiですので、もう少しHuaweiを紹介したいと思います。
Huaweiスマホのシェア
日本国内でHuaweiがどのくらいのシェアがあると思いますか?
1位はどうせiPhoneだし、Huaweiは国内でほとんど見かけないからGalaxy、Xperiaの次の4位くらい?
それでは全国の家電量販店やECサイトでの実売データを集計しているBCNランキングで2018年2Qの販売シェアを見てみたいと思います。
<BCNのデータ参照>
1位のAppleは他メーカーに圧倒的な差をつけていますが、意外にもHuaweiは3位に入っています。
しかもSHARPが2位!完全に鴻海のおかげです。ありがとうございます。
では逆にグローバルでのシェアはどうでしょうか。
<IDCのデータ参照>
日本と大きく違うのはマーケットシェアに大きな偏りがありません。
そして注目すべきところはHuaweiがAppleのシェアを抜いているという点です。
Appleが3位に下がったのは2010年2Q以来の出来事で、界隈では驚きの声が少なくありません。
ただこれはトータルのシェアではなく、あくまで2018年2Qのマーケットシェアなので、Huaweiの成長率がやばいのは事実ですが、Appleの人気がなくなったわけではありません。
2017年4Qでのスマホ市場の利益シェアでは群を抜いていて、Appleだけで全体の87%を占めている状態です。
それでもHuaweiやXiomiがこのまま伸び続ければ、いずれ逆転する可能性もあります。
Huaweiのシリーズ
Huaweiのスマートフォンには各シリーズが存在しています。
- Mateシリーズ
高価格でハイスペックなシリーズ。ディスプレイサイズも大きくHuaweiの中でもフラッグシップモデルに位置づけられます。
ドイツのLeicaと共同開発したデュアルカメラを搭載しています。
「技術」「ビジネス」がコンセプト。 - Pシリーズ
Mateシリーズ同様にLeicaのカメラを搭載しています。
カラーバリエーションが多く、Pシリーズの中で「lite」や「Plus」「Pro」などの下位モデル、上位モデルを用意しているので幅広い層に向けて展開している主力機種になります。
コンセプトは「写真」「ファッション」。 - novaシリーズ
スペックや価格を少し抑えたミッドレンジモデル。セルフィー機能やオーディオ面での強化を行っています。
画期的で驚きを与えると語るこのシリーズは「若者」「エンターテインメント」がコンセプトになっています。
駅前留学とは関係ありません。 - honorシリーズ
こちらも比較的に価格を抑えたミットレンジモデルになっておりますが、スペックのバリエーションは豊富にあり、国内展開ではややハイスペックよりな端末が多いです。
こちらも若者向けをターゲット層に「デザイン性」がコンセプトになっています。
以上の4シリーズがラインナップとなっていますが、過去に「GRシリーズ」というコストを抑えたエントリーモデルが存在していました。
後継機種が出ていないので恐らく今はもうなくなっていると思われます。
しかしシリーズを多角的に展開しているので、今後は少し絞っていくんじゃないかと予測できますが、現段階では需要さえあればまだシリーズを増やす可能性も捨てきれません。
若干被っている部分もありますし、今後どうなるんでしょうか……。
Huawei P20 Proの評判は良好
docomoからHW-01Kという型番で発売されいてるP20 Proの評判はなかなかに良好で、その中でも評価が高いのはカメラ。
Mate 10 Proとほぼ同じレベルのスペックを備えて、カメラには更に力を入れている端末です。
とくに注目したいのはLeicaのトリプルレンズカメラですよね。
- メインカメラ4000万画素 F1.8
- モノクロカメラ2000万画素 F1.6
- 3倍望遠カメラ800万画素 F2.4
それに加えてAIアシスト機能があります。
撮影時に被写体を判断し、適切な写真に落とし込んでくれるので、ユーザーが設定をする必要はほぼありません。
文章を撮影した際には自動で傾きを補正してくれるなど、ここまでしてくれるのかと驚嘆してしまいます。
AIの自動シーン認識も19カテゴリー、500以上とこれまでよりもさらに多彩に強化されています。
実機を持ち出せないので、ツイートを拝借させていただきます。
p20 pro 、光学5倍ズームで黒板をかざすと自動的に文書モードになって画像調整まで勝手にやりよる。
ただ撮っただけで自分ではなんもしてないのに3枚目みたいな写真になる。
しゅごい。 pic.twitter.com/JeVU0py92m— よね.log (@hir0taka_y) 2018年6月12日
なるほどカメラ性能と画像処理性能が高いと写真を撮りたくなるなー。どう撮れるかが気になって、ついどうでもいいものまで撮ってしまう。なお4000 万画素(7296x5472px), ISO102400, RAW形式でも保存可。#P20Pro pic.twitter.com/XXC5mBD8J8
— ミクミンP/Kazuhiro Sasao (@ksasao) 2018年7月10日
P20Proで撮った夜の滝。携帯とは思えないぐらいすごい! pic.twitter.com/Zdh6P8pEmN
— 祐介@MacLowCrossKey (@yusuke512) 2018年7月14日
きのうの #dスタジオ で言った『HUAWEI P20pro のカメラ機能すごいぞ』写真たち
※加工してまへん①鹿にも草木にも石にも最適なモード
②じつは歩けないほどの暗闇
③空(青)と社(赤)と葉(緑)のコントラストバランスが絶妙
④ピント合わせも強弱も自在これらほぼすべてが“勝手に”撮れちゃうんです! pic.twitter.com/lzxfeJNuZ3
— 中村繪里子@中☆吉の中のほう (@eriko_co_log) 2018年8月29日
美しい時間を見つめて#東京タワー #TokyoTower #HuaweiP20Pro #撮るを極めろ #ポートレート #被写体募集 #モデル募集 #ファインダー越しの私の世界 #作品撮り pic.twitter.com/BYO2whN6Vw
— えびこ (@splashtone) 2018年6月10日
こちらP20Pro で撮ったライブの写真です!! めちゃめちゃいい席からとったような写真ですが、なんと、最後部から5倍ズームでの撮影です!!しかも暗い!!#撮るを極めろ #docomo #HUAWEIP20pro #Leica #中の人でも撮れちゃう pic.twitter.com/8VhmxJrwwI
— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) 2018年6月29日
公式ちゃんもご機嫌です。
ただストレージが128GBとAndroidでは比較的に大容量なのですが、micro SDカードに対応していないのはまじでありえないよ……。
スマートフォンがもっと楽しくなる、AIカメラ搭載。大人気シリーズ第3弾
2018.10.5 New smart phone debut#HUAWEI pic.twitter.com/wMIm4aU8fs— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) 2018年9月29日
こちらはnova3でP20 Pro同様にAIインカメラがデュアルカメラになっているそうで、10月5日発売されました。
そして10月16日にはmate 20/20 Proが発表される予定です。
トリプルレンズカメラに加えて、先月発表されたばかりの新SoC「Kirin 980」を搭載するので楽しみですね。