携帯電話会社の回線契約を解約しようとしている人、MNPで他社回線に移行しようとしている人でこの記事を読めた人はラッキーだと思います。
はい、最高にツイています。
ちなみにこのツイている(付いている)という語源は「取り憑いている」から来ているそうです。
取り憑いていると聞くとなんだか嫌な気がしますが、もちろん良い意味と悪い意味があり、今回のは前者です。
でも考えてみれば「取り憑いている→憑いている→付いている」はすぐに連想できますが、実は「疲れる」という単語も語源は「取り憑かれる」と言われています。
まあ、心底どうでもいい話ですが……。
閑話休題、本題に入ろうと思います。
キャリアの携帯電話を売るならやるべきこと
MNPや回線の解約となると、恐らく新しい機種を使う予定、もしくは使い始めている可能性が高いですよね。
そんなときに今まで使っていた端末のことを気にする人というのは、あまり多くはないのかもしれません。
とくに携帯電話に詳しい人でもなければ、今回の内容はほとんど無縁となっているので、そのまま売ってしまう人もある程度はいると思います。
最初に書いておきますが、MNPや回線解約の前にやっておくべき手続きが「SIMロック解除」です。
なにそれ?って感じですよね(知っている人はこちら)。
知っている人も多いと思いますが、各携帯電話会社で契約した端末は基本的に他社の通信会社で使用できないようにSIMロックというロックを掛けています。
囲い込みのような気もしますが、単純に他社回線で使われてその問い合わせが来ないように(来たら結構めんどくさい)しているんだと思っておきます。
ただ普通にユーザーライクではないですよね。
だってauでiPhone8を使ってて、docomoで使おうと思ったらまたiPhone8買わなきゃいけないんですよ?
(今は物も流動的なのでそこまで困ることでもないですが……)
そんな忌むべきSIMロックですが、紆余曲折を経て各通信会社が「本当はしたくないけどSIMロックは解除しよう」となりました。
(※もともとdocomoだけは解除手続きを受け付けてました)
じゃあ、すぐに誰でもSIMロック解除できるのかっていうと、ちょっとややこしい条件があるんです。
各キャリアは右へならえ状態なので、だいたい条件は同じです。
微妙な違いがあるかもしれませんので、適宜チェックは欠かさないでください。
条件って?
まず各社条件があり、重複している部分を抜粋します。
- ネットワーク利用制限や各種ロックなどがかかっていない
- 契約者本人のみ
- 端末契約(購入)日から100日経過している機種、もしくは一括購入している機種(購入サポートなど除く)
- 故障がある場合は修理完了後
ここから各キャリアによって微妙に変わってきます。
docomo
- 当該回線にて過去にSIMロック解除手続きを行った実績があり、その受付から100日経過している場合は、端末契約(購入)日から100日経過しておらず分割中でも可能
- docomoの回線解約から100日を経過していない
2015年4月以前に発売された機種に関しては、違う箇所が結構あるので対象者の方はこちらからご確認ください。
au
- 当該回線にて過去にSIMロック解除手続きを行った実績があり、その受付から101日以降であれば、端末契約(購入)日から100日経過しておらず分割中でも可能
(※2017年7月11日以降に受付したSIMロック解除が適応) - auの回線解約から100日以内
SoftBank
- 当該回線にて過去にSIMロック解除手続きを行った実績があり、その受付から101日以降であれば、端末契約(購入)日から100日経過しておらず分割中でも可能
(※2017年12月1日以降に受付したSIMロック解除が適応) - SoftBankの回線解約から90日以内
以上となります。
MNO以外の条件は各HPで確認してください。
回線解約前の理由
上述した全てのキャリアで約3ヶ月ほどは解約後も受け付けてくれているのに、なぜ回線解約前にSIMロック解除をしておくべきなのでしょうか。
それは回線解約後に手続きをすると解除手数料に3,000円(税抜)がかかるからです。
というのも、本来SIMロック解除は「WEB上でできるようにしてやったから勝手にやれよ。キャリアショップに持ってきたら3,240円徴収するからな!」という内容なのです。
(docomoの2015年4月以前に発売された機種は除く)
ついでに言うとdocomoのオンラインSIMロック解除手続きは、パソコンからでないとできない超絶ツンデレ仕様なのであった!!!
このオンラインでのSIMロック解除手続きができるのは回線契約がないとできないので、無駄に手数料を取られないためにも、必ずMNPや解約する前にやっておきましょう。
この手続きで買取金額が変わります
だいたいSIMロック解除をした端末としていない端末だと、1,000~15,000円くらい違ってきます。
増額に違いがあるのは機種によって変わるため、ご自身の端末がどのくらい増額されるかは直接弊社にお問い合わせください。
(稀に買取金額が変わらない機種もあるので、予めご了承ください)
iPhoneの方がカバーできる周波数帯が多いので、だいたいiPhoneだと喜ばれ、Androidスマホだとがっかりされます(笑)
終わりに
とくになし!
みんなスマホやiPhoneはなるべく高く売ろうぜ!ヤーマン!!(最近ラジオでよく聞こえてくるレゲエ、ヒップホップ界隈での挨拶みたいなやつ。パトワ語らしい)
あ、最初にこの記事見れてラッキーとかちょっと大袈裟に言ってみましたけど、もし知ってたらなんかごめんね。