今更感はあるかもしれませんが、冬なのでこういう記事を書いておこうと思います。
今年は本当に暖かいですよね。
ぼくはそれだけで幸せな気持ちになれます。
とは言っても、そろそろ寒くなってきました。
もう11月も下旬なので当たり前といえば当たり前なのですが、やはり寒くなると辛いのは指先。
指先が辛くなるのはもう少し先かな。
いやでも、そんな悠長なこと言ってられない!
寒い日に防寒アイテムとして重宝するのはマフラーや手袋ですよね。(個人的にはマスクを推したい)
でも手袋していると一部の端末を除いてiPhoneやAndroidスマホが反応してくれないんですよね。
ちなみになぜ手袋をしているとタッチ操作ができないか知っていますか?
手袋をしているとスマホが反応しない理由
iPhoneやAndroidスマホが指のどういう部分に反応するか、ですね。
なんでもかんでも画面に接触すると反応するわけではありません。
試しにボールペンとかで画面をスワイプしてもなにも起きません。
ではなぜ指だと反応するのかというと、今スマートフォンのタッチパネルで主流となっているのが「静電容量方式」というものだからです。
これは画面に電極を格子状に配置しており、指などの導電性の物が画面に近づくと電界が発生するので、電界の変化をセンサーで感知して接触位置を特定します。
ですので絶縁性の物では反応しないため、爪では反応しないし、手袋をしていてもタッチ操作ができないのです。
簡単に言うと電気の通りやすいものだと操作できるけど、通しにくいものだと操作できないってわけです。
画面や指が濡れていると水滴にタッチパネルが勝手に反応したことないですか?
不純物を含んでいる水は電気を通しやすく、濡れた状態で操作しようとするといろんな箇所が反応したり、全く反応しなくなってしまうんです(機種によるかも)。
ちなみに「抵抗膜方式」というタッチパネルもあります。
こちらは力が加わった箇所を座標計算するというもので、ただの棒なんかでも反応する感圧式タイプです。
強弱を読み取ったり、耐久性が高いというメリットがある反面、複雑で繊細な動作は苦手なのでスマートフォンには向いておらず、今のiPhoneやAndroidスマホには「静電容量方式」が採用されています。
手袋を外さないでスマホを操作したい
手袋をしているとタッチパネルの操作ができないと書きましたが、手袋をしていながら画面を操作している人がいます。
それはなぜか?
スマホ対応の手袋をしているからです。
つまり手袋の指先に金属繊維が埋め込まれていて、手袋に導電性を持たしているんですね。
そのため通常操作できないはずの手袋でもタッチ操作ができるんです。
それでも手袋していると操作しにくいって人はタッチペンもおすすめです。
今だと安いものだと1000円程度でありますし、先端の柔らかいもの、固いもの、ペン先の細いものまでいろいろとあります。
iPhoneでも手書きメモを使用する際は、タッチペンがあるだけで文字の書きやすさが全然違いますし、絵を描きたい人もタッチペンがあった方が圧倒的に便利ですよね。
Xperiaには手袋モードがある
AndroidスマホのXperiaには手袋モードという手袋をしていても画面操作ができる機能があります。
このおかげでタッチパネル非対応の手袋であっても操作可能になります。
今までは手袋モードをONにしていると感度が繊細すぎて、手袋をしていないときはOFFにしないといけませんでした。
ただXperia Z1以降は常時ONでも問題ないとも言われています。
……といってもやはり敏感になるので、誤作動など頻発するならOFFにしたほうがいいですね。
では来る冬に備えて筋トレがんばりましょう!