売る前提で契約するわけではないということを予め言っておきますが、例えば最終的に不要になった際に売ることを想定して携帯電話、スマートフォンを契約する人がいるかもしれません。
そんなときにどの機種を契約すれば、高額な金額で売却できるのでしょうか。
今日はそんな疑問にお答えしようと思います。
では早速。
最新機種のフラッグシップ
基本的に発売されてから時間が経過すると商品価値や買取金額は下がってしまいます。
ということであれば最新機種であればあるほど価値は上がります。
そしてフラッグシップモデルですね。
これも当たり前ですが、メーカーが最先端の技術などを投入した高性能機種は、それそのものの価格が高くなるので買取金額も高くなります。
新しい機能が組み込まれていると使ってみたい思う人もいますよね。
逆に最新の機種であっても、廉価版などのお手頃価格で提供している携帯電話やスマートフォンは買取が安くなります。
iPhone
スマートフォンの中ではAndroidと比較してiPhoneの方が買取金額が高くなりやすいです。
理由はいろいろあるでしょうが、一番はユーザーの多さだと思います。
そのため値崩れしにくいので、少々時間が経っても高額買取になりやすいです。
また最新のiPhoneに関しては、発売直後供給が追いつかず、思いの外買取金額が高くなることもあります。
シリーズにもよるのですが、iPhoneXのときはそもそも製造が遅れていたので市場価格が定価を超えてしまい、買取業者に売却する段階でも定価を超えるという現象が起きていました。
この製造の遅れの原因は主にデザインの刷新や有機ELの採用などが考えられます。
一方iPhoneXsでは生産ラインの効率化により潤沢な在庫を用意できたため、iPhoneXのときのように定価を上回るほどには至りませんでした。
そしてもう一つ大きいのが端末代金の支払いが分割中でも高い買取金額になりやすい点です。
Android
日本国内においては携帯電話、スマートフォンといえばiPhoneというほどユーザーが偏っているわけですが、Androidは比較的にユーザー数が少なくなります。
ということは買取金額が安くなってしまうのでしょうか。
機種によってはそのとおりで、契約時の端末価格を大きく下回る金額での買取になることは少なくありません(前提がおかしい気もしますが)。
でも実はそうでもない例もあります。
それがAndroidの中でも高性能機種や限定機種、根強いファンがいるシリーズなどの場合ですね。
さらにそれらの機種で端末代金の残債がない状態で、尚且SIMロック解除もしていると意外と買取金額が高くなります。
買取金額が高くなる理由としては、その機種がほぼ出回っていないからです。
例えばXperiaの最新のフラッグシップモデル端末があったとしましょう。
その端末を欲しい人がいるとどうすればいいでしょうか。
実はXperiaに関しては日本国内よりも先に海外でリリースされます。
では海外から買いますか?
いえいえ、海外からリリースされた端末にはFelicaが搭載されておらず、おサイフケータイが使えないなどの微妙な違いがあることが多いです。
おサイフケータイを利用しているユーザーはキャリアから出ている端末を購入するしかありません。
ここで重要なのは、日本国内でキャリアから端末だけの購入はできないという事実です。
要するに契約していないと端末を売ってくれないんですよね。
今だと格安SIMユーザーは少なくないですが、その際にキャリア端末をほしいと思っても手に入れる術は自分で契約するか、白ロムとして出回るものを買うかどちらかしかありません。
多くの人は契約すると無駄が多いので白ロムを買います。
でも白ロム端末が全然出回らないんですよね。
とくに一括購入のSIMロック解除端末なんてリリース直後は本当に少ないんです。
そしてニッチではあるものの、根強いファンがいるメーカーの端末であれば市場の価格はどうなるでしょうか。